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運用

短縮URLのアクセス解析とは?
成果につながる分析手法と見るべき指標を徹底解説

アクセス解析は、Webサイトや施策の反応を数字で把握し、改善につなげるための基本手法です。 短縮URLを使えば、SNS、メール、広告、QRコードなど、施策ごとのクリック数や流入元を切り分けて確認しやすくなります。

 2026.09.02
読了時間10分

短縮URLのアクセス解析と効果測定をイメージした図解

この記事でわかること

  •  アクセス解析の基本と、短縮URLのアクセス解析が担う役割
  •  アクセス解析で確認したい主要指標と、GA4・Search Console・Clarityとの使い分け
  •  SNS・メール・広告・QRコードなど施策別に反応を比較する方法
  •  アクセス解析を改善につなげる5つのステップ
  •  hanacoで確認できるアクセス解析項目と実務での活用方法

アクセス解析とは

アクセス解析とは、Webサイトやランディングページを訪問したユーザーの行動データを収集し、サイト改善やマーケティング施策に活用することです。アクセス解析は単なるアクセス数の確認ではありません。例えば以下のような情報を分析できます。

  • どこから訪問したのか
  • どのページが読まれているのか
  • どのページで離脱したのか
  • 問い合わせや資料請求につながったか
  • SEO流入が増えているか

Google Search Consoleでは検索結果での表示回数やクリック数、CTR(クリック率)、掲載順位を確認できます。一方、GA4ではページ閲覧やクリック、資料請求、購入などのユーザー行動をイベントとして計測できます。

また、短縮URLのアクセス解析は、特定のURLがどこで、どのようにクリックされたかを把握しやすい点が特徴です。Webサイト全体の分析ではGA4などのツールがよく使われますが、短縮URLを使うと、SNS、メール、広告、QRコードなど施策ごとの反応を切り分けて見やすくなります。「どの流入が成果につながっているのかをシンプルに知りたい」という現場では、短縮URLのアクセス解析が有効です。

短縮URLの基本的な仕組みや役割を確認したい場合は、関連記事「短縮URLとは?仕組みとメリットを分かりやすく解説」も併せてご覧ください。

関連記事:https://hanaco.jp/short-url/

 ポイント

短縮URLは「流入の入口」、GA4は「流入後の行動」、Search Consoleは「検索結果での反応」を見るものと整理すると、ツールの役割を理解しやすくなります。

勘や経験に頼らず改善できる

Webサイト改善を感覚で行うと、成果につながらない施策に予算や工数を投入するリスクがあります。アクセス解析により、次のような情報を客観的なデータで把握できます。

  • ユーザーが求めている情報
  • 離脱が多いページ
  • 成果につながる流入経路

短縮URLのアクセス解析を活用すれば、どのリンクがよくクリックされているか、どの配信や投稿が反応を得ているかをデータで把握できます。たとえば、同じ資料請求ページに誘導する場合でも、メールからの流入が多いのか、SNS投稿からの流入が多いのかで、次に強化すべき施策は変わります。勘ではなく数字をもとに判断できるため、改善の方向性を決めやすくなります。

SEO流入後の導線改善に活用できる

検索流入そのものの効果測定にはGoogle Search ConsoleやGA4が向いています。一方、短縮URLを併用すると、記事内CTAや関連記事へのリンクなど、検索流入後にどの導線が使われたかを施策単位で確認しやすくなります。

たとえば、記事内のCTAや比較記事からサービスページへ送るリンクごとに短縮URLを分けておけば、どの導線がクリックされたかを比較できます。短縮URLは検索順位を測るものではなく、SEOで獲得した流入の「次の行動」を把握する補助として活用するのが適切です。

関連記事:https://hanaco.jp/short-url/
https://hanaco.jp/blog/short-url-use-cases/

 注 意

短縮URLのクリック数だけでは、問い合わせや購入などの成果までは判定できません。GA4などの計測と組み合わせて確認しましょう。

コンバージョン改善につながる

アクセス数が多くても成果が出るとは限りません。例えば、次のような課題が見つかるケースがあります。

  • フォーム離脱率が高い
  • スマホで操作しにくい
  • CTAが目立たない

短縮URLのクリックデータとGA4などの成果データを組み合わせることで、どの施策からの流入が問い合わせや資料請求につながりやすいかを検証しやすくなります。クリック数が多くても成果につながらない施策もあれば、クリック数は少なくても成果率が高い施策もあります。クリックと成果を別々に見ず、同じ施策単位で確認することで、予算や工数をどこへ配分すべきか判断しやすくなります。

アクセス解析で見るべき主要指標

見るべき主要指標と確認ポイント

ユーザー数

一定期間内にサイトを訪問したユーザー数です。サイト全体の集客状況を把握できます。

GA4などではWebサイト全体の動きを確認できますが、短縮URLを活用する場合は、どの施策からどれだけ反応が集まったかを見る入口になります。同じページへ複数の短縮URLを発行しておけば、媒体ごとの反応差も把握しやすくなります。

セッション数

ユーザーがサイトを訪問した回数です。ユーザー数とセッション数をあわせて見ると、1人あたりの訪問回数の傾向を把握できます。リピーターを確認したい場合は、GA4の新規ユーザー・リピーターなどの指標を利用します。

短縮URL単体ではシンプルなクリック分析が中心になりますが、GA4と組み合わせることで、その後のサイト内行動まで確認しやすくなります。

流入チャネル

主な流入経路にはOrganic Search(自然検索)、Direct(直接流入)、Referral(他サイト経由)、Social(SNS)、Paid Search(広告)などがあります。チャネルごとの成果を比較することが重要です。

短縮URLを施策ごとに分けて発行しておくと、同じ遷移先でも「どのチャネルから来た反応か」を把握しやすくなります。

コンバージョン数

企業サイトでは、問い合わせ、資料請求、デモ申込、電話クリック、商品購入などが代表例です。アクセス数ではなく、最終成果を見ることが重要です。

短縮URLのクリック数が多くても、コンバージョンにつながっていなければ改善が必要です。逆に、クリック数が少なくても成果率が高ければ、強化すべき施策として判断できます。

直帰率・エンゲージメント

GA4では、エンゲージメント率や直帰率などを使って、流入後にユーザーがどの程度サイト内で行動したかを確認できます。短縮URLの分析だけでは見えにくい指標ですが、GA4などとあわせて見ることで、流入後の行動まで評価しやすくなります。

短縮URLは施策単位の入口分析、GA4はその後の行動分析、と役割を分けて併用すると理解しやすくなります。

アクセス解析ツールの代表例

短縮URL/GA4/SearcConsoleの役割の違い

アクセス解析では、1つのツールだけですべてを把握するのではなく、目的に応じて使い分けることが大切です。サイト全体を見るツールと、施策ごとの反応を見るツールでは役割が異なります。

ツール主に分かること得意な場面短縮URLとの使い分け
Google Analytics 4流入後の行動・キーイベントサイト全体の行動分析短縮URLのクリック後を確認
Google Search Console表示回数・クリック・CTR・掲載順位検索流入の分析検索結果での反応を確認
Microsoft Clarityヒートマップ・レコーディングページ内行動の可視化流入後の操作を補足
短縮URLのアクセス解析クリック数・流入元など施策単位の入口分析媒体・配信ごとの反応を比較

Google Analytics 4(GA4)

GA4は、Webサイト全体のアクセス状況やユーザー行動を把握するための代表的なツールです。

  • 無料で利用可能
  • イベントベース計測
  • キーイベント分析(従来のコンバージョン)
  • 広告との連携

GA4は、ページ表示やクリックなどのユーザー行動をイベントとして計測し、そのうちビジネス上重要な行動を「キーイベント」として設定できます。ユーザー数、セッション数、キーイベント、流入経路などを幅広く確認できるため、Webサイト全体の傾向をつかむのに向いています。一方で、施策ごとのURL反応をシンプルに比較したい場合には、短縮URLのアクセス解析を組み合わせると、より現場で使いやすくなります。

参考情報:https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/ga4/events?hl=ja
https://support.google.com/analytics/answer/9356037?hl=ja
https://analytics.google.com/

Google Search Console

検索結果でのパフォーマンスを把握する代表的なツールです。検索クエリ、CTR、表示回数、順位、インデックス状況などを確認できます。ただし、Search Consoleは検索流入の把握が中心です。検索から流入した後に、どのリンク導線がよく使われているかを見たい場合は、短縮URLを組み合わせた運用が有効です。

参考情報:https://search.google.com/search-console/

Microsoft Clarity

Microsoft Clarityは、ヒートマップやセッション録画などを通じて、ユーザーの行動を視覚的に確認しやすいツールです。ページ内のどこが見られているか、どこで離脱しやすいかを把握したいときに役立ちます。短縮URLのアクセス解析とは役割が異なりますが、「流入の入口」と「サイト内行動」をあわせて見たい場合には相性のよいツールです。

参考情報:https://clarity.microsoft.com/

アクセス解析の具体的な進め方

アクセス解析の進め方

STEP1:目的を決める

まずは「何を改善したいのか」を明確にします。

目的KPI
問い合わせ増加CV数
SEO強化オーガニック流入
EC売上向上購入件数

STEP2:計測環境を整備する

次に、計測しやすい状態を作ります。短縮URLを活用する場合は、SNS用、メルマガ用、広告用、QRコード用など、施策ごとにURLを分けて発行しておくのが基本です。こうしておくことで、同じ遷移先ページでも、どの施策からの反応なのかを把握しやすくなります。

 チェックリスト

STEP3:問題点を発見する

流入が少ない、CTRが低い、離脱率が高い、CVRが低いなど、数字によって原因は異なります。数字を並べて終わるのではなく、課題の切り分けまで行うことが大切です。

STEP4:改善施策を実施する

問題点が見えたら、改善施策を実施します。例えば、メールの件名を変える、SNS投稿文を見直す、QRコードの掲載位置を調整する、CTAの導線を変えるなど、反応が変わりそうなポイントを具体的に修正します。

STEP5:再測定する

アクセス解析は一度で終わりではありません。施策を変えた結果、クリック数やコンバージョンがどう変化したのかを見ることで、改善の成否を判断できます。施策→測定→改善。この繰り返しによって、アクセス解析は初めて成果につながります。

アクセス解析で失敗する企業の特徴

アクセス数だけ見ている

PVやユーザー数だけでは成果は判断できません。重要なのは問い合わせや売上などの最終成果です。短縮URLのクリック数も、単独で見るのではなく、他の施策や成果指標とあわせて判断する必要があります。

データを見ても改善しない

分析だけで満足してしまう企業もあります。アクセス解析は改善アクションまで実施して初めて価値があります。

計測設定が不十分

問い合わせや資料請求を計測していないケースも少なくありません。また、施策ごとにURLを分けていない、流入元が判別できない、どの配信から来たか分からない、といった状態では正確な分析が難しくなります。正確な分析には適切なイベント設定が必要です。短縮URLを活用すれば、こうした施策ごとの切り分けを比較的シンプルに行いやすくなります。

参考情報:https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/ga4/events?hl=ja&client_type=gtag
https://support.google.com/analytics/answer/9356037?hl=ja

hanacoでのアクセス解析の活用方法

短縮URLの活用シーン

hanacoでは、短縮URLごとのクリック数や流入元など、施策の反応を把握できるアクセス解析機能を提供しています。たとえば、hanacoの短縮URLを活用することで、QRコード、メール配信、SNS、Webサイトやバナー広告などからのアクセスを施策単位で比較しやすくなります。

SNS、メール、広告、QRコードなどで施策ごとに短縮URLを分けておけば、どの施策からアクセスが発生したかを比較しやすくなり、効果測定や改善に役立ちます。また、アクセス解析機能はプレミアムプランだけでなく、手軽に導入できるライトプランでも利用可能です。

参考情報:https://hanaco.jp/price/

hanacoで確認できるアクセス解析項目

  • クリック数:URLごとのクリック数
  • キャリア(利用端末):PCやiPhoneなど
  • ブラウザ:Chrome、Edge、Safariなど
  • リファラ(流入元):直接アクセスやSNSなどの流入元
  • アクセス日・アクセス時間帯
  • 日別アクセス上位10件・時間別アクセス上位10件
  • 日別アクセス推移グラフ・時間別アクセス推移グラフ

流入元を特定できないアクセスは「その他」として集計されます。アクセスの傾向を時系列で把握できるため、配信日時やキャンペーン実施時の効果検証にも活用できます。

閲覧だけでなくグラフのダウンロードも可能

hanacoでは、アクセス解析データを確認するだけでなく、グラフをそのままダウンロードできます。

  • キャリア
  • ブラウザ
  • リファラ
  • 日別アクセス推移
  • 時間別アクセス推移

ダウンロード形式:PNG/JPEG/SVG/PDF

アクセスデータを集計して別途グラフを作成する必要はありません。管理画面からワンクリックでダウンロードできるため、営業資料や月次レポート、社内報告書の作成を効率化できます。

便利な活用方法

メルマガの効果測定:メルマガ内にhanacoで作成した短縮URLを設置することで、配信後のアクセス状況を把握できます。自社サイトへの流入数や商品ページへの誘導数を確認できるため、件名や配信内容の改善に活用できます。

広告出稿主への報告:広告やタイアップ企画で利用した短縮URLのアクセス数を集計し、クライアントへのレポートとして活用できます。URL単位でアクセス状況を管理できるため、月次報告や施策レポートの作成がスムーズになります。

SNSポストからの流入数測定:XやInstagramなどの投稿に短縮URLを設置することで、どの投稿から多くのアクセスが発生したのかを確認できます。投稿内容や配信タイミングごとの成果を比較しやすくなり、次回の運用改善にも役立ちます。

関連記事:https://hanaco.jp/blog/short-url-use-cases/

まとめ

アクセス解析は、Webサイト全体の動きだけでなく、施策ごとの反応を把握し、改善につなげるために重要です。短縮URLのアクセス解析は、クリック数や流入元などを施策単位で確認しやすく、SNS、メール、広告、QRコードを並行して運用する場面で役立ちます。

Search Consoleは検索結果での反応、短縮URLは流入の入口、GA4は流入後の行動を確認するのが得意です。目的に応じて組み合わせ、クリックと成果を同じ施策単位で検証することで、改善の精度を高められます。

参考情報:https://support.google.com/webmasters/answer/7576553?hl=ja
https://developers.google.com/analytics/devguides/collection/ga4/events

よくある質問

Q

短縮URLのアクセス解析とは何ですか?

A

短縮URLごとのクリック数や流入元などを確認し、どの施策が反応を得ているかを把握するための分析方法です。SNS、メール、広告、QRコードなど施策単位で見やすい点が特徴です。

Q

短縮URLのアクセス解析では何がわかりますか?

A

主にクリック数、流入元、利用端末、ブラウザ、時間帯などが分かります。サービスによっては、より詳しい分析項目を確認できる場合もあります。

Q

アクセス解析におすすめのツールは?

A

Google Analytics 4、Google Search Console、Microsoft Clarity、短縮URLサービスのアクセス解析などを目的に応じて組み合わせるのがおすすめです。

Q

GA4と短縮URLのアクセス解析は何が違いますか?

A

GA4はWebサイト全体のアクセスやサイト内行動、キーイベントの分析に向いています。一方、短縮URLのアクセス解析は、施策ごとのクリック数や流入元など「入口の反応」をシンプルに把握したいときに役立ちます。

Q

アクセス解析はどのくらいの頻度で行うべきですか?

A

一律の正解はありません。更新頻度や施策期間に応じて、週次・月次などの定例確認に加え、キャンペーンや配信の前後でも確認すると改善につなげやすくなります。

Q

アクセス解析だけで成果は上がりますか?

A

分析だけでは成果は上がりません。分析結果をもとに改善施策を実行し、検証を繰り返すことが重要です。

Q

短縮URLのアクセス解析だけでコンバージョンまで分かりますか?

A

短縮URLのアクセス解析だけでは、通常はクリック後の問い合わせや購入までは分かりません。GA4などでキーイベントを計測し、施策ごとのクリックデータとあわせて確認することで、成果まで評価しやすくなります。

Q

施策ごとに短縮URLを分けるのはなぜですか?

A

同じ遷移先でも、SNS・メール・広告・QRコードなど施策ごとに短縮URLを分けると、どの施策から何件クリックされたかを比較しやすくなるためです。改善前後の条件をそろえて比較すると、施策評価の精度も高まります。

この記事について

本記事は、法人向け短縮URLサービス「hanaco」の企画・開発・運営に携わるメンバーが実務経験をもとに制作しています。

公開前には内容確認・編集・校正を実施し、公開後も制度改正や仕様変更に応じて定期的に更新しています。

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一方、企業や自治体で継続的に運用する場合は、URLを短縮できることだけでなく、独自ドメイン、アクセス解析、権限管理、API連携、セキュリティ、サポート体制なども確認することが重要です。

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