TOP > 短縮URLガイド > 【2026年調査】法人向け短縮URLサービス導入動向 | hanaco導入企業50社の実データから見えたプラン選択の傾向
調査・レポート
企業がURL短縮サービスを導入する際、どのプランを選び、何を重視しているのでしょうか。
本記事では、2025年11月〜2026年4月におけるhanacoの問い合わせ・契約データをもとに、直近50社の実データを分析しました。実際に企業が選択したプランや選定理由から、法人向けURL管理サービスの最新トレンドを読み解きます。
短縮リンク運用やブランドURL運用、API連携、QRコード活用を検討している企業担当者の方は、サービス選定の参考資料としてご活用ください。
2026.07.21
2026.09.07
読了時間7分
目 次
本記事は、株式会社メディアスクエアが実施した「hanaco プラン動向レポート 2026年版」の内容をアーカイブ化したものです。
調査主体:株式会社メディアスクエア
調査期間:2025年11月~2026年4月
集計日:2026年6月
調査対象:hanacoへのお問い合わせ・導入企業50社
抽出方法:問い合わせ・契約順に抽出した直近50社
調査方法:契約および問い合わせデータを集計し分析
対象プランは以下の5種類です。
本調査はアンケートではなく、実際の問い合わせ・契約データを集計した一次データ分析です。契約プランはサンプリングではなく実導入実績を対象としています。
本調査でわかったポイント
企業がURL短縮サービスを検討し始める段階では、プランを決めていないケースが多数を占めていました。
図1:問い合わせ時点での関心プラン
問い合わせ時点では半数以上の企業が「どのプランが自社に適しているか分からない」状態であることが分かります。
この結果からも、導入段階では料金だけでなく、
などを含めた総合的な比較検討が行われていることが推察されます。
問い合わせ時は未定が最多だった一方で、契約段階ではプレミアムプランへ大きく集中する結果となりました。
図2:契約プラン比率
今回の調査データからは、企業利用において重要視されるのが「URLの短さ」ではなく「どのドメインを利用するか」であることが見えてきました。
プレミアムプランでは、
など法人利用で求められる機能が提供されています。
独自ドメイン運用について詳しくは以下の記事もご覧ください。
▶ 独自ドメイン短縮URLとは?
今回の調査結果からは、多くの企業が短縮リンクを単なるURL変換ツールとしてではなく、顧客との重要な接点として捉えていることが分かりました。
Google Search Centralでは、ユーザーにとって信頼できる情報源であることや、発信元が明確であることが重要な要素であると示されています。
企業が自社ドメインを利用したブランドURLを求める背景にも、こうした「信頼性の高い情報発信」の考え方があると考えられます。
SNSやメール、QRコード経由でリンクが共有される機会が増える中、リンク先だけでなくURLそのものが企業ブランドを構成する要素になっています。
そのため、「どこへ遷移するのか分かるURL」を発行したいというニーズが高まっていると考えられます。
また、プレミアムプランが選ばれた背景には、セキュリティや運用管理への関心の高まりもあります。
情報処理推進機構(IPA)は、企業のDX推進が進む中で、競争力強化だけでなくデジタル基盤の管理やセキュリティ確保の重要性が高まっていると指摘しています。
URL管理は一見すると単純な業務に見えますが、実際には
といった管理面での要求が求められます。
特に金融・保険、官公庁、大企業では、こうしたガバナンス要件を満たせるかどうかがサービス選定の重要な判断材料になっていると考えられます。
参考情報:
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content
https://www.ipa.go.jp/digital/dx/index.html
https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r07/html/nd111120.html
プレミアムプラン契約企業の業種を見ると、IT・インターネット業界が最も多く、官公庁や生活関連サービスが続く結果となりました。
図3:プレミアムプラン契約企業の業種構成
顧客向けキャンペーンやSNS施策などで大量のリンク発行が発生するため、ブランドURLによる統一運用が重視されています。
近年はSNS、オウンドメディア、メールマーケティングなど複数チャネルを横断した情報発信が一般化しており、発行するURLの数も増加しています。そのため、単にリンクを短くするだけでなく、ブランド価値の向上やクリック率改善を目的として独自ドメインを活用する企業が増えています。
また、情報処理推進機構(IPA)は、企業におけるDX推進が進む中で、デジタル活用を全社的な取り組みとして進める重要性を指摘しています。URL管理やアクセス解析も顧客接点を支えるデジタル基盤の一部として位置付けられ、管理性や拡張性に優れたプランが選択される傾向が見られます。
参考情報:
https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/creating-helpful-content
公共広報では監査ログやセキュリティ要件が重視されるため、国産かつ管理性に優れた仕組みが選ばれる傾向が見られました。
官公庁では、防災情報や行政サービスの案内など、多くの住民へ向けた情報発信を行っています。そのため、リンク先の信頼性や運用ルールの明確化が重要になります。
総務省は、デジタルサービスが社会基盤としての役割を強めていることを示しており、公共機関においても信頼性の高い情報発信基盤の整備が重要視されています。
また、行政機関では「誰がURLを発行したのか」「いつ作成されたのか」といった管理体制が求められるケースも多く、アクセス制御やログ管理機能を備えたサービスが評価されやすい傾向があります。
今回の調査結果からも、単にURLを短くするためではなく、安全で継続的な運用を実現するためにプレミアムプランが選択されていることがうかがえます。
大規模な顧客基盤を持つ企業では、API連携による自動化と安全なリンク管理を両立できる環境が求められています。
そのため、
が重要な検討ポイントになります
IPAのDX動向調査では、企業が個別業務の効率化だけでなく、全社最適化や顧客価値向上を目的としてデジタル活用を進めていることが示されています。
特に顧客接点が多い企業では、短縮URLも単独のツールではなく、顧客管理システムやメール配信システムと連携する「業務基盤の一部」として活用されるケースが増えています。
そのため、安全性と運用効率を両立しやすいプレミアムプランへの需要が高くなっていると考えられます。
参考情報:https://www.ipa.go.jp/digital/chousa/dx-trend/index.html
| 項目 | 2025年 | 2026年 |
|---|---|---|
| プレミアムプラン選択比率 | 57% | 69% |
| スターター/ライトプラン選択比率 | 29% | 15% |
| 未定選択比率 | 無し | 55% |
| 官公庁比率 | 無し | 18.2% |
2025年調査と比較すると、2026年調査では企業の短縮URLサービスに対する考え方に変化が見られました。
2025年調査では問い合わせ時点でスタータープランを選択する企業が77%を占めており、まずは低コストで導入できるサービスを検討する企業が多数派でした。
一方で2026年調査では、問い合わせ時点で55%の企業が「プラン未定」という結果となっています。
これは企業が料金や機能だけで比較検討するのではなく、
といった観点から総合的に検討を進めるケースが増えたことを示していると考えられます。
2025年調査では、海外製サービスの仕様変更やサービス終了をきっかけに、まずはスタータープランで移行を検討する企業が多く見られました。
しかし2026年調査では、官公庁やインフラ関連企業などもプレミアムプランを選択しており、企業の関心が単なるコスト比較から、
へ広がっていることが読み取れます
情報処理推進機構(IPA)は、企業のDX推進においてデジタル基盤やセキュリティの重要性が高まっていることを継続的に指摘しています。
今回の調査結果も、こうした社会的な変化と一致する傾向を示していると考えられます。
2025年調査では主にマーケティング部門やIT部門からの相談が中心でした。一方で2026年調査では、官公庁や生活関連サービス、インフラ企業など、より幅広い組織での利用が確認されました。
総務省は、SNSやデジタルサービスが社会基盤としての役割を強めていることを示しています。企業活動や公共サービスにおいてデジタルを介した情報発信の重要性が高まる中、URL管理も重要な運用テーマになりつつあります。
今回の調査からは、短縮URLサービスが単なるマーケティング支援ツールではなく、企業や組織の情報発信を支えるインフラとして認識され始めていることがうかがえます。
2025年の調査結果:アーカイブ記事はこちら
短縮リンクの作成や登録を手作業で行う運用は、多くの企業で負担となっています。
そのため、
と連携し、URL生成を自動化するニーズが拡大しています。APIを活用することで、URL発行から配信、ログ管理まで一貫した運用が可能になります。
近年ではメール配信やLINE通知、会員向けキャンペーンなどで大量のリンクを発行する企業が増えています。そのため「担当者が都度リンクを作成する運用」から、
「システムが自動的に短縮リンクを生成する運用」への移行が進んでいます
特にDX推進を進める企業では、URL管理も業務自動化の対象となっており、APIを活用した運用基盤の整備が重要なテーマになっています。
企業が求めているのは単なる国産化ではありません。
を実現できる運用基盤への移行です。
DX推進やクラウド活用が進むなかで、「安全に社内展開できるURL管理基盤」が重要な選定ポイントになっています。
2026年調査では、特に官公庁や金融・保険業界など、セキュリティや監査要件が厳しい組織からの相談が目立ちました。
これらの業界では、サービスの機能だけではなく、運営体制やデータ管理方針まで含めて比較検討されるケースが増えています。
また、海外サービスの仕様変更や価格改定をきっかけに、長期的な運用リスクを見直す企業も増加しています。
URLは企業の情報発信を支える重要なインフラであるため、「将来にわたり安心して利用できること」が選定理由の一つになっています。
実データ分析では業種ごとの傾向も確認できました。
| 業種 | 選択傾向 |
|---|---|
| IT・インターネット企業 | プレミアムプラン |
| 官公庁 | プレミアムプラン |
| 生活関連サービス | プレミアムプラン |
| 流通・小売 | ライトプラン・スタンダードプラン |
| サービス業 | ライトプラン・スタンダードプラン |
IT関連企業はブランドURLや独自ドメイン活用を重視し、流通・小売企業はスピード導入とコスト効率を優先する傾向が見られました。
興味深いのは、「業種によって求める価値が異なる」点です。IT・インターネット企業ではブランド価値や顧客体験の向上を重視する傾向が強く、独自ドメインや高度な管理機能へのニーズが高くなっています。
一方で、小売・サービス業ではまず運用開始までのスピードやコストを優先し、必要に応じて上位プランへ移行するケースも見られました。
この結果から、URL短縮サービス選びにおいては「どのプランが人気か」ではなく、「自社の利用目的に合っているか」が最も重要だといえます。
直近50社の選択傾向をもとに、利用目的別のおすすめプランを整理しました。
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 独自ドメイン運用 | プレミアムプラン |
| ブランドURL活用 | プレミアムプラン |
| セキュリティ重視 | プレミアムプラン |
| API連携 | プレミアムプラン |
| コスト重視 | ライトプラン |
| 短期間導入 | ライトプラン |
| 機能と価格のバランス | スタンダードプラン |
各プランの詳細は料金ページをご確認ください。
▶ 料金・プランページを見る
企業ごとにURL管理へ求める要件は異なります。そのため、料金だけで判断するのではなく、運用目的に応じたプラン選択が重要です。
まずはコストを抑えて導入したい企業や、海外製サービスからの乗り換えを検討している企業に適しています。 小規模なキャンペーン運用やQRコード施策など、短期間で利用を開始したいケースでも選ばれています。
基本機能に加えて、将来的な利用拡大も見据えたい企業に適しています。運用が定着してきた段階で本格活用を検討している企業から支持されており、 機能とコストのバランスを重視する場合の選択肢になります。
2026年調査で最も選択率が高かったプランです。
独自ドメインによるブランドURL運用、アクセス制御、セキュリティ対策、管理機能など、法人利用で求められる要件を幅広くカバーしています。
特に自社サービスやWebサイト、SNS施策などで継続的にリンクを活用する企業では、ブランド価値向上や運用効率化の効果が期待できます。
今回の調査でも契約企業の約7割がプレミアムプランを選択しており、多くの企業が「価格」よりも「安全性・管理性・ブランド価値」を重視していることが分かりました。
最新のレポート(PDF)はこちらからダウンロードしてください
▶ 【2026年調査】直近50社が出したプラン選択の答え
2026年調査では、問い合わせ時点では55%がプラン未定だった一方、契約後は69%がプレミアムプランを選択していることが分かりました。
また、
といった特徴も明らかになりました。
企業にとってURL短縮サービスは単なるリンク短縮ツールではなく、ブランド戦略・セキュリティ対策・DX推進を支えるインフラへと変化しています
Q
A
独自ドメイン対応、アクセス解析、セキュリティ、API連携の有無を比較することが重要です。
Q
A
独自ドメインやアクセス制御など法人運用で求められる機能を備えているためです。
Q
A
CRMやMAツールと連携し、短縮リンク生成やURL管理を自動化したい企業に適しています。
Q
A
監査対応、ガバナンス強化、セキュリティ管理への要求が高まっているためです。
Q
A
はい。QRコードのリンク先変更やクリック解析、運用管理の効率化に活用できます。
Q
A
ブランド認知向上やクリック率改善、信頼性向上が期待できます。
Q
A
2026年版ではスタンダードプランを含めた分析が行われており、問い合わせ時の未定層や契約時のプラン集中傾向など新たなデータが追加されています。
Q
A
hanaco Researchの調査・レポート一覧をご覧ください。
▶ hanaco Researchはこちら
本記事は、法人向け短縮URLサービス「hanaco」の企画・開発・運営に携わるメンバーが実務経験をもとに制作しています。
公開前には内容確認・編集・校正を実施し、公開後も制度改正や仕様変更に応じて定期的に更新しています。
個人利用や一時的なURL短縮であれば、無料サービスでも対応できる場合があります。
一方、法人や自治体で継続的に運用する場合は、短縮できることだけでなく、独自ドメイン、アクセス解析、URL管理、セキュリティ、サポート体制なども確認することが重要です。
hanacoは、法人向けの国産短縮URLサービスです。用途に応じて、独自ドメイン、アクセス解析、URL管理などの機能を利用できます。
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