この記事でわかること
- URLパラメータの意味と、クエリパラメータの基本構造
- 「?」「=」「&」「#」の役割と正しい付け方
- 検索条件やUTMパラメータに使われる仕組み
- URLが長くなる理由と、短縮URLなどによる対処法
- 法人・自治体でURLを共有・管理する際の注意点
TOP > 短縮URLガイド > URLパラメータとは?仕組みと付け方、長いURLの扱い方を解説
運用
WebサイトのURLをコピーしたとき、末尾の「?」「&」や長い英数字が気になったことはないでしょうか。これらには、表示条件の指定や流入計測のための「URLパラメータ」が含まれる場合があります。
URLパラメータは、URLを通じてWebサイトへ情報を伝える仕組みです。検索条件の指定やアクセス解析に役立つ一方、誤って削除すると表示や計測に影響することがあります。複数の項目が付いて共有用URLが長くなる場合もあります。
この記事では、URLパラメータの基本構造と付け方を具体例で解説し、長いURLを安全に扱う方法まで整理します。Web担当者だけでなく、SNSやメールでリンクを共有する方も、実務に活用できる内容です。
2026.11.05
読了時間:約10分

この記事でわかること
目 次
URLパラメータは、アクセス先へ追加情報を伝えるために使われます。位置と役割が分かると長いURLも読み解きやすくなります。
商品一覧で「靴だけを表示する」と選ぶと、その条件がURLに反映されることがあります。URLパラメータは、こうした追加情報をサイトへ伝えるための仕組みです。実際の動作はサイト側の設計によって決まります。
https://example.com/products?category=shoes
category=shoes は「カテゴリーは靴」という条件の例です。値が変われば表示が変わるサイトもありますが、認識されないパラメータなら何も起きない場合もあります。
本記事で扱うのは、主にURLの ? 以降へ指定する「クエリパラメータ」です。一般的には、パラメータ名と値を組み合わせて記述します。
https://example.com/products はページの場所、?category=shoes
は追加条件を示します。URLにはドメイン、パス、クエリなどがあり、サイトごとに使うパラメータ名と値の規則は異なります。
用語解説
URLパラメータとクエリパラメータ
URLパラメータは追加情報を表す広い呼び方です。クエリパラメータは、そのうちURLのクエリ部分に置かれる情報を指します。パスに組み込まれる値などとは区別して考えます。
検索、絞り込み、並び順、キャンペーン計測などが代表例です。検索語を q=... 、並び順を sort=...
で指定するサイトがあります。いずれもサイトが処理する仕組みを備えていることが前提です。
クエリは主に ?、=、& で記述します。記号を理解すれば長いURLの各条件を読み分けられます。
次のURLを例に見てみましょう。
https://example.com/products?category=shoes&sort=popular
| 記号・文字列 | 役割 | この例での意味 |
|---|---|---|
? |
クエリの開始位置 | ページURLと追加情報の境界 |
= |
名前と値の区切り | category に shoes を指定 |
& |
複数の項目の区切り | 2つ目の sort へつなぐ |
sort=popular |
2つ目の名前と値 | 人気順という指定の例 |

?category=shoes&sort=popular は、カテゴリーと並び順の2項目に分かれます。クエリの開始に通常 ? を1つ使い、追加項目は
& でつなぎます。
同じ名前を繰り返したときの扱いや大文字・小文字の解釈はサイトごとに違うため、指定された形式を守りましょう。
# から始まる部分は「フラグメント」です。https://example.com/guide?lang=ja#details では
?lang=ja がクエリ、#details がフラグメントです。フラグメントは文書内の位置などを示し、HTTPリクエストではサーバーへ送信されません。
値に日本語や空白、& などを含める場合は、必要に応じてURLエンコードします。例えば値に含まれる &
をそのまま書くと、別のパラメータとの区切りと誤認されることがあります。
パラメータの付与には、サイトが受け付ける名前と値を確認し、追加後に動作を検証することが重要です。
例として、https://example.com/products に商品カテゴリーの条件を付けます。まずURLの末尾に ?
を置き、続けてパラメータ名、=、値の順で記述します。
https://example.com/productscategory=shoeshttps://example.com/products?category=shoesこのURLは説明用です。category を実際に使えるかどうかは、サイト側の仕様によります。
すでに ?category=shoes があるURLへ「人気順」の指定を加えるときは、再び ? を付けず、区切り記号 &
を使います。
https://example.com/products?category=shoes&sort=popular
追加項目も &名前=値 を続けます。#details
のようなフラグメントがある場合は、その前にクエリを置きます。複雑なURLでは手入力より、管理画面やURL生成ツールを使う方が確実です。
日本語や空白は、URLでエンコードされた文字列として表示されることがあります。「東京」はUTF-8で %E6%9D%B1%E4%BA%AC、空白は
%20、フォーム形式では + になる場合があります。
JavaScriptの URL や URLSearchParams
などを使えば、文字のエンコードを考慮してパラメータを追加・変換できます。すでにエンコードされた値を二重にエンコードしないよう注意しましょう。
作成後は実際に開き、表示条件や計測が目的どおり動くか確認します。ページが開けただけでは、パラメータが正しく処理されたとは限りません。
ポイント パラメータ追加後の確認手順
URLパラメータには、検索条件の指定から流入計測まで、さまざまな用途があります。
商品一覧や検索画面では、?q=shoes で検索語、?category=shoes&sort=popular
で絞り込みと並び順を表す場合があります。URLを共有すると相手も同じ条件で開けることがありますが、結果はサイトのデータ更新などで変わり得ます。
表示言語なら ?lang=ja、ページ番号なら ?page=2
などの指定が考えられます。ただし、名前ごとの意味はサイトの実装によって決まるため、どのページでも同じ動作になるとは限りません。
広告、SNS、メールなどの施策ごとに流入を比較したい場合は、UTMパラメータが使われます。例えば utm_source は流入元、utm_medium
は媒体の種類、utm_campaign はキャンペーンを識別するための項目です。
https://example.com/campaign?utm_source=newsletter&utm_medium=email&utm_campaign=autumn
UTMの値は、対応する解析ツールで流入分析に使えます。付与だけで計測が完成するわけではないため、GA4などの設定と確認が必要です。詳しい設定は「UTMパラメータとは?」で解説しています。クリック計測の仕組みは「リンクトラッキングとは?」も参考になります。
元のページに追加条件や計測情報が付くことで、URLの後半が長くなります。
絞り込み条件、並び順、表示件数、媒体名などを追加すると、名前・値・区切り記号の分だけURLは長くなります。広告やキャンペーン向けのURLでは複数項目を組み合わせるため、見た目が複雑になることがあります。
長い識別子やキャンペーン名が値に入るとURL全体も長くなります。日本語をパーセントエンコードした場合も、見える文字列の量が増えることがあります。
エンコードされた文字列を途中で削ると値が壊れるため、自動発行されたリンクは見た目だけで改変しないようにしましょう。
広告や配信ツールは、施策を識別するためのパラメータを自動的に付けることがあります。UTMと配信システム固有の値が重なると、長い英数字が続く場合があります。
長いURLは、不要な情報の整理、リンクテキスト、短縮URLなどで扱いやすくできます。ただし、必要な条件は残します。
パラメータを削除する前に、表示条件、認証、計測などの用途を調べましょう。削除すると別のページが表示されたり、分析用の流入情報が失われたりする場合があります。
不要と確認できた項目なら整理できる場合があります。発行元の説明を確認し、削除前後の動作を比較してください。配布済みURLを独断で変更しないことも重要です。
WebページやHTMLメールでは、長いURLの代わりに「商品一覧を見る」などのリンクテキストを表示できます。表示だけを短くする方法なので、リンク先は元のURLのままです。
SNSや印刷物などでURL文字列を見せる場合は、短縮URLを検討できます。使い分けは「URLを短く見せる方法」、作成手順は「URLを短くする方法」を参照してください。
短縮URLは、登録した長いURLへリダイレクトする方式が一般的です。例えば
https://example.com/campaign?utm_source=newsletter&utm_medium=email
を登録すれば、短いURLからパラメータを含む遷移先へ誘導できます。元の値を削除する必要はありません。
サービスにより登録方法やパラメータの扱いは異なるため、生成後に最終遷移先と計測結果を確認しましょう。転送の詳細は「URLのリダイレクトとは?」、計測は「短縮URLのアクセス解析」で解説しています。

| 方法 | できること | 注意点・向いている場面 |
|---|---|---|
| 不要なパラメータを整理 | URL自体の文字列を減らす | 用途を確認できる場合に限定する |
| リンクテキストを設定 | 画面上の表示を短くする | HTMLメールやWebページなどで利用 |
| 短縮URLを発行 | 共有用に短いURLを用意する | リダイレクト先と計測を確認する |
ポイント
短縮URLは元のパラメータを隠しているだけではない
短縮URLでも登録した元のURLは遷移先として使われます。短く見えても、機密情報の保護にはなりません。
法人・自治体では同じURLを複数媒体に掲載するため、作成・確認・更新の共通ルールが重要です。
URLはブラウザーの履歴、アクセスログ、共有されたメッセージなどに残ることがあります。HTTPSで通信していても、クエリ文字列がこうした場所に記録され得る点には注意が必要です。氏名や連絡先などの個人情報、パスワード、認証用の秘密情報を、むやみにURLパラメータへ埋め込まないようにしましょう。
注意
長いURLを短縮しても機密情報は保護されない
短縮URLは表示を短くする方法であり、情報を暗号化・秘匿するための方法ではありません。アクセス権が必要な情報は、適切な認証やアクセス制御を備えた方法で共有してください。
配布前には実際に見せるリンクを開き、最終ページとパラメータの有無を確認します。短縮URLやQRコードを使う場合は、経由後に計測条件が保たれるかも確かめましょう。
テスト端末でも試し、掲載媒体と元URLの対応関係を記録しておくと管理しやすくなります。
複数部門でURLを発行する場合、utm_source などの値や大文字・小文字が揺れると集計が難しくなります。媒体名、キャンペーン名、担当部署、作成・更新履歴を共通ルールで管理しましょう。
チェックリスト
配布前に確認したいこと
パラメータの異なるURLから同一・類似のページへアクセスできると、検索エンジンのクロール効率に影響する場合があります。Googleも過度に複雑なURL構造への注意を促しています。ただし、URLが長いだけで必ず順位が下がるわけではありません。
サイト運営者は不要なパラメータを減らし、必要に応じて rel="canonical"
などで正規URLを示します。共有する側は発行元の正式なURLを使いましょう。
関連する基礎知識は短縮URLガイドでも確認できます。
Q
A
URLを通じてWebサイトへ条件や情報を伝える文字列です。本記事で扱うクエリパラメータは、一般に ?
以降に置かれ、検索条件や表示順の指定、流入計測などで利用されます。実際の動作はサイトによって異なります。
Q
A
? はクエリの開始、= は名前と値の区切り、& は項目間の区切りです。例えば
?category=shoes&sort=popular は2項目を指定しています。記号の位置を誤ると値が正しく処理されない場合があります。
Q
A
日常的には同じ意味で使われることもありますが、厳密にはクエリパラメータはURLのクエリ部分に置く情報を指します。パスに含まれる値なども広い意味でURLパラメータと呼ばれることがあるため、仕様書や説明資料ではどの部分を指しているか確認すると誤解を防げます。
Q
A
既存のクエリには &名前=値 の形式で追加します。例えば
?category=shoes&sort=popular です。2つ目の ? は通常不要です。#
のフラグメントがあるときは、その前にクエリを置きます。
Q
A
一律には判断できません。削除してもページの表示に影響しないものがある一方、検索条件やアクセス解析、アクセス後の動作に必要な項目もあります。削除前に発行元の仕様を確認し、表示と計測の両方を検証してください。第三者が発行した業務用URLを自己判断で書き換えることは避けましょう。
Q
A
長さだけで検索順位の低下が決まるわけではありません。ただし、不要なパラメータによって同一・類似内容のURLが大量に増えると、検索エンジンのクロール効率に影響する可能性があります。サイト運営者はURL構造の整理や、必要に応じた正規URLの設定を検討するとよいでしょう。
Q
A
はい。パラメータ付きの元URLを短縮URLサービスに登録できます。通常は登録したURLへリダイレクトされますが、実際の挙動はサービスによるため、最終遷移先と計測結果を確認しましょう。
Q
A
UTMパラメータはURLパラメータの一種で、広告やメールなどの流入元・媒体・キャンペーンを識別する目的で使われます。一方、URLパラメータ全体には、ページの表示条件や検索語句を指定するものなど、より幅広い用途があります。UTMの値を分析に利用するには対応する解析環境が必要です。
URLパラメータは、URLに追加の情報を付けて、Webサイトへ表示条件や計測に必要な値を伝える仕組みです。特にクエリパラメータは ? から始まり、名前=値
の組み合わせで表されます。複数の条件を指定するときは & でつなぎます。最初にこの構造を理解しておくと、長いURLに含まれる情報を整理しやすくなります。
URLパラメータは、商品検索の絞り込み、表示順の変更、広告・メールからの流入計測など、さまざまな用途で利用されています。URLが長くなるのは、条件や識別情報が増えること、値そのものが長いこと、記号や日本語がエンコードされることなどが主な理由です。長く見えるからといって、不要な文字列とは限りません。
URLを短くしたい場合でも、パラメータを自己判断で削除する方法は避けましょう。リンク先の表示や計測に必要な値まで失われるおそれがあります。まず各項目の用途を確認し、不要と判明したものだけを整理することが基本です。見た目を短くするだけなら、リンクテキストの設定や短縮URLの活用も選択肢になります。
短縮URLを利用する場合は、パラメータを含む元のURL全体を登録し、生成後に実際の遷移先を確認してください。短縮したからといって、元URLの情報が安全に秘匿されるわけではありません。個人情報や認証情報を含めないこと、必要な計測が続いていることを確かめることも大切です。
法人・自治体でURLを運用するなら、媒体別の命名ルール、担当部署、発行・更新履歴を管理し、配布前に確認しましょう。URLパラメータの役割を理解し、正しい設定と運用方法を選ぶことが、見やすさと情報の正確さを両立させる第一歩です。
本記事は、法人向け短縮URLサービス「hanaco」の企画・開発・運営に携わるメンバーが実務経験をもとに制作しています。
公開前には内容確認・編集・校正を実施し、公開後も制度改正や仕様変更に応じて定期的に更新しています。
URLパラメータによって長くなったURLを、必要な情報を保ったまま分かりやすく共有したい場合は、短縮URLサービスの活用が選択肢になります。
hanacoは、企業・自治体向けの国産短縮URLサービスです。短縮URLの作成・管理やアクセス数計測に対応し、用途に応じて独自ドメインなども利用できます。
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